ミカエルが誰だか知らないけど多分騙されてるぞ、禅骨です。
そんな訳で、今回ご紹介するのは『上海小籠包 祥瑞(しょうずい)』さんです。
点心専門店ならまだしも、中華料理屋の屋号に「小籠包」と付けるほどイチオシしているのも珍しいですよね。
また小籠包を作っている様子が外からもガラス越しに見えるようになっていて、本格的な手作り感を煽る演出にも惹かれます。
お店に足を踏み入れると正面にリッチな螺旋状の階段がありまして、どうやら客席や会計レジは2階にあるようです。
1階のスペースを贅沢にエントランスとパフォーマンスのみに使用しています。
こういった演出があるだけで中華街のちょっといい店に来たような豪華さを味わえますね。
少し気後れしながら2階へ上がると、客席は非常に開放感のあるカフェ的なスペースになっていました。
また2階席という事で見晴らしもいいですし、通行人の目も気にならないのでリラックスできますね。
ただ残念なのは、レジ前に飾ってある可愛らしい人形が
後ろから見ると、何かを開いて何かの穴を見せつけようとしている事です。
ふと、ハワイの「モアナルアガーデン」をグーグルマップでどれだけ音声検索しても「モア**アガーデン」になって悩んだ事を思い出しました。
5分くらい考えて「あぁ~・・・」ってなりました。
そんな訳で、ランチメニューは当然のごとく「小籠包」ありきで、麻婆豆腐や回鍋肉などのオーソドックスな中華メニューに小籠包が3個付いてくるセットになります。
今回は「干し桜エビとザーサイの炒飯セット(1180円)」と「鶏モモ肉の唐揚げセット(1180円)」を注文しました。
もう流石に小籠包のお店ですので言わずもがなですが、スープ・餡の濃厚でジューシーな味わい、皮のもちもち具合と完璧でしたね。
ちゃんと食べ方の指南もされているので、慣れていなくても火傷をせずに上手に食べられます。
やはり懸念されるのが小籠包以外のメニューでしたが、ちゃんと中華の王道でありながらひと手間をかけたワンランク上の料理になっています。
唐揚げは少し竜田揚げよりのサラッとした揚がり方で、サクサクとした切れ味の良い食感はまるでカミソリシュートのようです。
そしてチャーハンも「桜エビの風味」と「ザーサイの塩味」が互いに主張しつつも見事に調和したスカイラブハリケーンを決めてくれます。
静岡にいながらにして本格的な中華街の味と雰囲気を堪能できる、素敵なお店でした。
『モアナルアガーデンズ』
2850 Moanalua Road A, Honolulu, HI 96819
2850 Moanalua Road A, Honolulu, HI 96819