片山さつきさんは福田事務次官からセクハラの被害を受けていないそうです、禅骨です。

片山さつき

そんな訳で、今回お邪魔したのは前回同様「熱海銀座商店街」にある喫茶店『パインツリー』さんです。
パインツリー

店頭には懐かしの「食品サンプル」が所狭しと並んでおります。
パインツリー
そして左側には何故か人形やぬいぐるみがディスプレイされております。
パインツリー
食品サンプルの中に招き猫がいたり、ミッ〇ーとぴょん吉とポンデライオンが同一に並ぶ雑多な感じ・・・

その人を寄せ付けない独特のオーラは、前回の『ゆしま遊技場』と同じく、入店するまでに多少の勇気を必要とします。
念のため1万円札を靴下の中に隠してドアを開けると、タバコとコーヒーが混ざり合った喫茶店特有の香りが出迎えてくれます。
もちろん先客はおらず、聞こえてくるのは『ギャラガ』のデモプレイの音だけです。
ギャラガ
このゲーム筐体をテーブルにしている喫茶店、懐かしいですね。
こちらでは4台のゲーム機が稼働しており、『ギャラガ』の他に『パックマン』『テトリス』『エロ麻雀』がありました。
パックマン

テトリス

エロ麻雀
我々はパックマン席に座り、「ピザトースト(850円)」と「イチゴパフェ(850円)」を注文します。
そして料理を待つ間に、数十年ぶりにパックマンをプレイしてみます。
パックマン

パックマン
ちなみにパックマンとは、敵のモンスターから逃げながらステージ上にある全てのエサを食べる事が目的の、どんなシチュエーションか全く分からないゲームです。

久し振りながらも順調にプレイしていると、早々にイチゴパフェが煙を上げながら運ばれてきました。

イチゴパフェ
どうやら器が二重構造になっているようで、内部にドライアイスを忍ばせているようです。
多分ここ一番テンションが上がるインスタ映えタイムなんですけど、私はパックマンから手が離せない状況です。
つか正直なところ昭和のゲームなんで、2面の後半くらいですでに飽きています。
こうなると「ゲーム料金がもったいない」という気持ちと、「いいね!が欲しい」という気持ちのせめぎ合いです。
結果「いいね!が欲しい」が勝り、八百長気味にパックマンを終えてスマホ片手に顔を上げると、そこにはドライアイスが解けきった普通のパフェがありました。
最終的に「ゲーム料金がもったいない」という気持ちだけが残りました。
そしてパフェの器の底に溜まった甘~いイチゴシロップを飲み干したころ、ピザトーストが運ばれてきました。
オープントーストピザ
デザートの後に食事を出す斬新なシステムに戸惑いながら食べてみると、それは懐かしい家庭の味でした。
子供の頃、日曜の朝に母親がやっつけで作ってくれたピザトーストの味です。
チーズが多すぎて玉ねぎまで熱が届かずにぬるい感じがそっくりでした。
・・・これ以上褒め言葉が見当たらないので、前回の締めの言葉をコピペしておきますね(=д=)ノシ
今では熱海も駅前を中心に整備され、国内外から多くの観光客が訪れるようになりました。
それは喜ばしい事ですが、それに伴って消えていった風情もあります。
このお店は、その失われつつある熱海の名残を残す貴重な存在です。
『パインツリー』

〒413-0013 静岡県熱海市銀座町7−7