PL学園のPLが「パーフェクト・リバティー教」の略って昨日知りました、禅骨です。
そんな宗教法人な訳で、今回ご紹介するのは『ディスカバリーパーク焼津』さんです。
こちらの施設は「ディスカバリー(発見)」の名前通り「私たちを支える大きな何かを見つけよう」をコンセプトに作られており、特に宇宙や天文学に力を入れています。
静岡県最大の望遠鏡がある天文台や、日本初ジェミニスターシステムを導入したプラネタリウムなどは、日本有数の設備として一目置かれています。
もちろんジェミニスターシステムが何なのかは知りませんが、名前がカッコいいのできっと凄いのでしょう。
館内に入るとマスコットキャラクターの「かめ子」ちゃんが出迎えてくれます。
かめ子ちゃんは「さそり座V861星からやってきた宇宙人で、親しみやすいように亀の姿に扮している」との事です。
実在するマニアックな星を出身地に選ぶあたりが、さすが天文学施設ならではの周到な設定です。
あいつにも見習ってもらいたいものですね。
1階は「展示・体験室」で、夏休みの自由研究的な装置や展示物に触れて楽しむことが出来るようになっています。
定期的に内容は入れ替わるのですが、この時は「コロコロランド2」と銘打った、ビー玉などを転がしてその軌道を楽しむイベントが行われていました。
転がるビー玉を見て何が楽しいのかと思うでしょうが、不思議と魅了されてしまうんですよね。
中にはトリッキーな動きをするおもちゃもあったり、いい大人が何時間いても飽きない場所です。
ただ冷静になって周りを見ると4~5歳くらいの子供しかいない事に気づいて、後ろ髪をひかれながら「展示・体験室」をあとにしました。
そしてメインのプラネタリウムがある2階へ上がると、今度は「かめ子」ちゃんの彼氏「かめ吉」くんがお出迎えです。
ちなみに「かめ吉」くんのプロフィールには「かめ子ちゃんと一緒に来た」と書かれているだけでした。
「かめ子」ちゃんのくだりで力を入れすぎたせいか、尻つぼみに投げやりになっています。
あいつもそういう事だったんでしょう。
プラネタリウムの上映時間は45分ほどで、平日・土日祭日・夏休み期間によって上映内容や回数が変わりますので、事前に調べた方がよろしいかと思います。
以前ご紹介した「エアパーク航空自衛隊」施設内にも「全天周シアター」という似たような半球型スクリーンを使った映画館がありましたが、こちらのプラネタリウムはその何倍もある立派なものでした。
内容も「全天周シアター」と違って、曲面を上手に利用した映像が流れるので臨場感が半端ないです。
その迫力は松本零士先生もお墨付きです。
館内は撮影禁止で詳細をお伝え出来ませんので、是非ご自身で体験してみてください。
そして知的な発見をした後は自分の健康を発見しようという事で、敷地内に全長66メートルの「ふみ石健康遊歩道」があります。
健康のバロメーターとして歩いてみたり、何かの罰ゲームでここを全力疾走するのもよろしいかと思います。
ただこの遊歩道は松林の中にあるので「ふみ石」以上に、枯れ落ちた松葉が一番攻撃力が高いです。
松葉を踏んで痛いのは正常なので安心してください。
星空も科学も健康も、普段はなかなか意識しませんし、意識をする余裕がないかもしれません。
だからこそ敢えて学び知ることで、生活や心にゆとりが出来ると思います。
なので子供にはもちろん、大人にも是非訪れてみてもらいたい場所ですね。