ハイテンションの藤原紀香を見てるといたたまれない気持ちになります、禅骨です。
そんな訳で、以前の記事で書いた「富士三水園」の梨争奪戦に参加してみたいと思いまして。
前回訪問時には9時には完売したとのことだったので、念のために8時半の販売開始に間に合うようにと朝7時に静岡市を出発してみました。
富士三水園についてはこちら↓
意外と場所が分かりにくいので、静岡方面からの行き方を動画で説明しておきますね。
ここ最近は猛暑日が続いていましたし、熱中症を警戒して行列も少ないんじゃないかと高を括っていたのですが、販売開始30分前の午前8時ごろ駐車場に着いた瞬間に自分の認識の甘さを恥じました。
サッカーの公式試合ができるくらい広い駐車場に、びっしりと車が停まっているじゃありませんか。
これ写っていない写真の右側にもう2列あってそこにも車が同じくらい並んでますからね・・・ざっと50台は停まっています。
となるとお店の前は推して知るべし、黒山の人だかりができていました。
ひょっとしてiphone12が販売されているのかと思いましたが、やはり売っているのは梨でした。
人の行列は2列に分かれていて、左側の列は「箱入り梨・宅配受付」で、右側の列が規格外サイズのB品を集めた「ビニール袋入り梨」の販売となっています。
やはり人気があるのはお得な「ビニール袋入り」の方で、左列に30人程度並んでいたのですが約1.5倍の50人くらいが並んでいました。
そんな販売開始を待っている間にも収穫は同時進行で行われており、世紀末軽トラが畑と工場をせわしなく往復していきます。
前日に収穫して商品を事前にたくさん用意しておけよと思われるかもしれませんが、梨は水分量が多いだけに新鮮さがとても重要なのです。
なので効率は悪くてももぎたてを提供することにこだわるところに富士三水園の人気の理由がうかがえますね。
そして収穫された梨はまず「箱入り梨」用に選別されていき、そこではじかれた形の悪いものや傷モノや規格外サイズのものが「ビニール袋入り梨」に回されていきます。
そのため「箱入り梨」の方が梱包ペースが早く優先的に販売されるので、左列は8時半を待たずに少しずつ進んでいきます。
ちなみに8月12日の箱入り梨の販売状況は3L~5Lの3kgセット、7Lの5kgセットの4種類限定で販売数制限はありませんでした。
飛沫防止のカーテンで見づらいですが、価格は3L(3kg)2700円・4L(3kg)2800円・5L(3kg)2900円・7L(5kg)5000円(全て税込価格)となっていました。
一応6Lや、5kgの3L~5Lも現物の梨が入った状態で展示しているのですがサンプルのため販売はしていません。
一方、右列の「ビニール袋入り梨」の販売状況は、やはり「箱入り梨」に比べて入荷が不定期のためペースが遅く2~3袋販売してはまた5分くらい待って・・・の繰り返しでしたね。
こちらはやはり人気商品ですので、多くの人が買えるよう一人一袋の個数制限が設けられていました。
それでもこの日は前回訪問した時よりは収穫量もあったのか、9時を過ぎてもまだしばらく販売はできていたようです。
「ビニール袋入り梨」はその時々でサイズや個数の変更はあるようですが、この日に購入したものは直径8㎝程のものが7個入っていました。
今は「幸水」ですので全体的に小ぶりなサイズになりますが、やはり8月下旬からの「豊水」に比べてフルーティーで甘みが非常に強いですね。
もちろん「ビニール袋入り梨」も形や見栄えが悪いという事だけなので、味に関しては割高な「箱入り梨」と何ら遜色はありません。
ただ形のいびつさから味にムラが生まれやすいので、非常に甘いものとそうでもないものの当たり外れが多い気はします。
なので人に贈るときには「箱入り梨」を選んだほうが無難ですし、購入時もあまり長く並ばずに買うことができます。
4L(3kg)2800円
そんな訳で今回初めて「富士三水園」の朝一販売に並んでみましたが、開店30分前に並んで「箱入り梨」は約40分、「ビニール袋入り梨」は約1時間並んで買うことができました。
前述の通り品質維持のために販売と収穫と箱詰めを同時進行で行っているので販売効率は悪く、行列の見た目以上に待ち時間は長いと思ってください。
そして何より・・・とにかく暑いです!
レジの直前にテントと巨大扇風機はありますが、列の後ろの方は遮るものがないので帽子や日傘は必須です。
特に最近は猛暑日が続いていますので行かれる際はくれぐれも熱中症に気を付けてください(=д=)ノシ
『富士三水園』
〒417-0824 静岡県富士市川尻東127
電話 0545-32-2092