とらや工房(御殿場市東山)
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そろそろ人間の友達を作れよ、禅骨です。
そんな訳で、今回ご紹介するのは「とらや工房」です。
「とらや」と聞いて真っ先に「和菓子・ようかん」が思い浮かぶあなたは高い教育を受けてますね。
私はどうしてもブリーフを連想してしまいます。
もちろん正解は「和菓子・ようかん」のとらやです。
その創業400年の老舗が、和菓子の原点回帰としてオープンしたのがこちらの「とらや工房」になります。
ちなみにブリーフのとらやが創業50年ですから、その凄さが伺えますね。
昭和2年に作られたといわれる山門をくぐると、鳥のさえずりと風に揺れる木々の囁きだけが漂っています。
元総理大臣、岸信介氏の別邸を利用しているだけあって、その荘厳で格式の高い様は圧倒的です。
同じ御殿場でありながら、中国人と韓国人の喧騒で溢れる「御殿場アウトレット」とは対照的です。
13時過ぎにお邪魔した我々もご多分に漏れず、「どら焼き」「お汁粉」「あんみつ」「ところてん」の4品を残すだけとなっておりました。
優雅に庭園を散歩し終えると、美しいカーブを描いた軒先に人の行列が見えてきます。
実はこちらの「とらや工房」、今年1月に『マツコの知らない世界』で紹介されてからお客さんが激増しまして、お昼過ぎには売り切れで買えない品も出てきます。
13時過ぎにお邪魔した我々もご多分に漏れず、「どら焼き」「お汁粉」「あんみつ」「ところてん」の4品を残すだけとなっておりました。
そして「どら焼き」も個数制限があり、一人4個までとなっております。
行列に並び、程なくすると席をキープするための木のブロックが現れます。
イートインの方はこちらのブロックを空いているテーブルに置いて、席を確保したうえで注文をしてくださいという事のようです。
無事に席も確保し、15分ほど並んでどら焼きと煎茶のセットを注文しました。
さすが「とらや」の名を冠しているだけあって、餡のバランスが絶妙です。
生地自体にしっかりとした食感と甘さがあるので、逆に餡は上品で控えめな甘さになっていますね。
そこに程よい渋みの煎茶を流し込みます、もう犯罪的です。
ちなみに煎茶はお替り自由ですので、何度でもその犯罪を犯してください。
本当に日本人で良かったと思えるひと時を味わうことが出来ますよ。