彼はルールを知っているんですかね、禅骨です。
まぼろし~
そんな訳で、今回ご紹介するのは『麺や厨』さんです。
こちらは静岡では珍しい「鶏白湯」系のお店でして、味もさることながら競合店が無いこともあり昼夜問わず行列ができることで有名です。
この日も次から次へとお客さんが回転し、15台分ある駐車場に空き待ちの車が列を連ねるほどでした。
さて肝心のメニューですが、スープの特性・濃厚さを「鶏」にかけて「うっ鶏そば」「しっ鶏そば」「ねっ鶏そば」「べっ鶏そば」と名付けられております。
この80年代的なフォントとネーミングセンスは一周回ってクールですね。
今回は看板メニューの「うっ鶏そば」と、静岡一濃厚を謳う「ねっ鶏そば」、そして「三種のチャーシュー丼」「ローストビーフ丼」を注文しました。
「うっ鶏そば」(750円)
しっかりと煮込んだ鶏の旨味が凝縮された深みのあるスープですが、意外とさらっとした味わいなのでくどくもありません。
人を選ばずに好まれるオールマイティな一品で、かつ王道でありながらもハイクオリティ。
ジャクソンで例えると、間違いなく「マイケル・ジャクソン」ですね。
「ねっ鶏そば」(850円)
こちらは「うっ鶏そば」とは対極に、極限まで濃厚さを追求したメニューになります。
とろみがかったポタージュ状のスープはざらざらとした粉っぽさがあり、好みが分かれるところですね。
その強烈な個性は、ジャクソンで例えると「ジャネット・ジャクソン」のようです。
「三種のチャーシュー丼」(250円)
「ローストビーフ丼」(350円)
丼ものはあくまでもラーメンのサイドメニューですので、単品では注文できません。
「丼」といいつつもお茶碗サイズですので、女性の方でも気兼ねなく食べられると思います。
自らは主役を引き立てる事に徹するその様は、ジャクチョウで例えると「瀬戸内寂聴」です。
さすが行列のできるお店だけあって、その一品一品の質の高さは間違いありませんね。
そして店員さんの丁寧で元気の良い接客、オシャレで清潔感のある店内など、人気があるのも必然だなと。
並んでまでラーメンを食べるという事に否定的な方もいらっしゃると思いますが、この店にはその価値が十分にありますので一度お試しを(=д=)ノシ
『麺や厨』
〒422-8004 静岡県静岡市駿河区国吉田4丁目4−8
〒422-8004 静岡県静岡市駿河区国吉田4丁目4−8