「水曜どうでしょう」のステッカーってどこで売ってるんですか?禅骨です。
そんな訳で、今回お邪魔したのは沼津港の飲食街にある『五鉄』さんです。
ちなみに店名の『五鉄』をよく見ると、「金」に「失」ではなくて「矢」なんです。
確かに「金を失う」という文字が屋号に入ったお店は嫌ですもんね。
ただ変換の便宜上、以降「鉄」表記となりますがご了承ください。
メニューは潔く海鮮丼オンリーで、店名にちなんで「壱鉄」から「五鉄」まであります。
「壱鉄」1cm角に刻まれたマグロ・鮭・カズノコなどをごちゃ混ぜにして盛られてきます。
「弐鉄」壱鉄にイクラと本ズワイガニが追加されます。
「参鉄」壱鉄にイクラとウニが追加されます。
「五鉄」壱鉄にイクラとウニと本ズワイガニが追加されます。
「弐鉄」壱鉄にイクラと本ズワイガニが追加されます。
「参鉄」壱鉄にイクラとウニが追加されます。
「五鉄」壱鉄にイクラとウニと本ズワイガニが追加されます。
「四鉄」が無いのは縁起を担いでの事と思われますが、店名同様に細かい気配りです。
残念ながら「初めて訪れた店のウニと、謝罪会見の涙は信用するな」と小さい頃から両親にきつく言われてきたので、今回は「壱鉄」と「弐鉄」を注文する事にしました。
『壱鉄』
『弐鉄』
そしてこの店には独特なシステムがあるようなので、食べ方の注意書きをしっかりと読みましょう。
どうやら「なめろう」の扱いが重要みたいで、一番最初の指令が「なめろうを残せ」で、最後の指令が「なめろうを載せろ」です。
正直「なめろう」を見た事も食べた事もありませんし、どうしてもあの中途半端なオカマが浮かんできてしまいます。
どうやら正解は「アジなどの青魚を味噌やショウガと一緒に刻んだもの(wikipedia調べ)」のようで、あまりの美味しさに盛られた皿まで舐めまわしてしまう事からその名が付いたようです。
『なめろう』
あのオカマを舐めまわすとめちゃくちゃ怒られるか、めちゃくちゃ喜ばれるのでやめましょう。
そして一番のポイントは、途中で「金目鯛」の出汁を入れて「まご茶漬け」にして食べるところですね。
『まご茶漬け』
その際には「追い飯」が可能で、「丼」を食べすぎて白米が足りなくなっても店員さんにその旨を伝えれば無料で足してくれるようです。
食欲と性欲が旺盛な男子高校生にとっては非常に嬉しいサービスですね。
丼で食べれば魚の鮮度を堪能することが出来ますし、お茶漬けで食べれば表面に少し火を通したミディアムレアな食感を楽しめ、そのどちらも非常にクオリティの高い料理となっています。
ただ漁港のように素材の質を謳う場所おいて、こういった「飛び道具」的な料理は邪道と思われがちです。
でも結局美味しければ何でも良いのだと、食の本質に原点回帰できるお店ですね。