静岡土産の定番を作り出す『うなぎパイファクトリー』(浜松市西区大久保町)
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どんな境遇でも自分の仕事を全うする・・・彼はプロですね、禅骨です。
そんな訳で、今回お邪魔したのは『うなぎパイファクトリー』です。
こちらでは、静岡名物として全国的にも有名な「うなぎパイ」の製造工程を無料で見学することが出来ます。
駐車場に車を止めて、敷地内に足を踏み入れると「うなぎパイ」のCMソングがエンドレスに流れています。
曲名は「うなぎのじゅもん」との事ですが、まさに呪文のように頭の中から離れません。
作詞・作曲・歌を担当するのはシンガーソングライターの「小椋佳」さんです。
やはりベテランの曲と歌声は、良くも悪くも心に響きますね。
建物内へ入ると正面に受付がありますので、見学希望の方はこちらで受付用紙に住所氏名等を記入します。
そして記入した受付用紙を提出すると、館内の案内とともに「工場見学記念」のうなぎパイ(ミニサイズ3枚)が貰えます。
自分の個人情報をミニうなぎパイ3枚で売ったのち順路を進んでいくと、製造工程をガラス越しに見学できるようになっています。
ベルトコンベアで流れてきたうなぎパイに秘伝のたれを塗るのは、機械制御で全自動になっています。
一定のリズムで正確に塗っていく様が小気味よく、何時間でも見ていられますね。
念のためスローモーションで見てみましょう。
逆にタイムラプスで見てみましょう。
スローモーションで見ると遅いですし、タイムラプスは速いですね。
そしてその先に進むと、今度は人間の手と目で検品作業を行っております。
一つ一つを手に取り、焼きムラや欠けは無いか、サイズは規定の大きさであるかなどの項目をつぶさにチェックしています。
一定のリズムで正確に確認していく様が小気味よく、何時間でも見ていられますね。
念のためスローモーションで見てみましょう。
逆にタイムラプスで見てみましょう。
スローモーションで見ると遅いですし、タイムラプスは速いですね。
そして先に進むと今度は「うなぎパイができるまで」をショートムービー形式で上映しているコーナーがあります。
春華堂のキャラクター「うなくん」と、どこかの事務所に所属している子役が一緒にうなぎパイが出来るまでを追うといったストーリーになります。
何となく「まんがはじめて物語」のような教育番組的なノリと、チープなレトロ感に胸がキュンキュンします。
上映が終わり通路に出ると、うなぎパイについての蘊蓄がQ&A形式で語られています。
やはり王道の疑問として「夜のお菓子」の意味を問われます。
成分にガーリックが含まれていることや、「夜」というワードから卑猥な想像をされがちですが、家族が勢ぞろいする夜に一家団欒で食べてほしいという意味らしいです。
それを強調すべく、幸せそうな家族の精巧なジオラマも飾られています。
とても幸せそうですが、お母さんをはじめ
お父さんも息子も
娘もおばあちゃんも
全員ブサイクです。
おばあちゃんに至っては、おじいちゃんの可能性もあります。
そんな遺伝子の悲しい現実をを見せつけられて、工場見学は終了となります。
そして出口には売店があり、各種うなぎパイはもちろん、黒糖饅頭やサブレなど「春華堂」のお菓子から「うなくんストラップ」「うなくんiphoneケース」などが販売されております。
小椋佳の歌に始まり、丁寧な製造工程、館内に充満する香ばしい香り・・・すっかり洗脳された来館者たちは、XJAPAN脱退直後のtoshlのような眼でレジに並びます。
ちなみにこちらの工場見学は事前予約の必要はありませんので、ふらっと気軽に立ち寄れます。
静岡の誇り「うなぎパイ」の全てを是非堪能してみてください(=д=)ノシ
『うなぎパイファクトリー』
〒432-8006 静岡県浜松市西区大久保町748−51