ひと手間が嬉しいカレー屋さん『カレーショップきしばた』(榛原郡吉田町住吉)
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にゃんこスター・・・て何ですか?禅骨です。
そんな訳で、今回ご紹介するのは『カレーショップきしばた』さんです。
味もさることながら国道沿いという立地も手伝って、地元民だけでなく外回りのサラリーマンやサーファーでいつも賑わっております。
しかも道を挟んだ向かいには、今や静岡名物として行列の絶えない「さわやか」があるのですが、それをものともしない人気っぷりです。
店内は厨房を囲むL字型のカウンター席が10席程度のキャパになります。
オーダーは食券制になっており、入って左手にある券売機で事前に購入します。
こちらのカレーの特徴は、何と言ってもライスに「ドライカレー」を使っている事です。
ライスをカレー粉で炒めているのでチャーハンのように米粒がパラパラと分離し、通常のカレーライスと違った食感とルーとのマッチングを生み出します。
『ドラカツ』(1000円~)
ドライカレー同様とんかつ自体も作り置きはせず、オーダーを受けてから揚げているのでサクサクの食感と豚肉のジューシーさがしっかりと活きています。
他にもチキンカツを使った「ドラチキ」もありますので、豚肉が食べられないイスラム教徒の方も安心です。
『ドラチキ』(1000円~)
また驚きなのは、好みに合わせた「個別注文」が非常に細かく指示できるところです。
辛さの調整は言わずもがな、カツの切り方、乗せ方まで注文することが出来ます。
確かにカツカレーのカツって、ルーでふやけたり衣が剥がれたりでカツの必要性が感じられないときがありますからね。
ちょっとした事ですが、このひと手間がアイラブユーです。
あと不思議とこちらのお店では忘れ物が多いようで、それもちゃんと保管・掲示してくれています。
しかもよく見てみると、落とし物一つ一つをビニール袋に入れているのです。
カレー屋さんですから店内の匂いが染みつかないようにという気づかいでしょう。
ちょっとした事ですが、このひと手間もアイラブユーです。
あと女性店員さんが常にお客さんの水不足を警戒しており、10秒に1回ペースで「お冷いかがですか~」と声をかけてきます。
皆さんご存知の通り、私は「飲食店で出される水」と「友達のお母さんが握ったおにぎり」がダメな人じゃないですか。
なので申し訳ないのですが、そのひと手間はアイキルユーですね。
あと寺田心くんはそろそろ普通に喋れ。
そんな優しさにあふれた「きしばたのドラカツ」、ぜひ一度ご賞味ください(=д=)ノシ
『カレーショップきしばた』
〒421-0301 静岡県榛原郡吉田町住吉701−5