吉澤ひとみさんは一度観てください、いや、観ろ、禅骨です。
そんな訳で、前回に引き続き『ちびまる子ちゃんランド』をご紹介していきたいと思います。
今回はメインコンテンツである「有料ゾーン」を探索してみました。
入場料は大人(中学生以上)600円、子供400円、2歳以下は無料です。
どうやらスタンプラリーを開催しているようで、入場時に館内案内とスタンプ台帳を渡されます。
スタンプを全て集めると賞品がもらえるとの事なので、ちびまる子ちゃんの世界を楽しみつつスタンプも探していきましょう。
Contents
さくら家人物紹介
入場すると早々に「なりきりセット」なるものが貸し出されています。
見た感じ大人サイズなので、小さいお子さんがなりきるというより、Fラン大学生あたりがウェイウェイ言いながら着るのでしょうね。
そんなウェイウェイゾーンを通過すると、さくら家の人物紹介ゾーンになります。
どうやらセンサー感応式になっているようで、人が通過するとモニターに紹介文が浮かび上がるようになっています。
6人中5人がA型という無難な設定の中で、おばあちゃんの名前が「こたけ」という攻めの姿勢を忘れない辺りに、さくらももこ先生の反骨精神が垣間見えますね。
さくら家の各部屋
人物紹介が終わると、まるちゃんの家の各部屋を再現したスペースになります。
左から順に「台所」
「居間」
「おじいちゃん・おばあちゃんの部屋」
「まる子とお姉ちゃんの部屋」
実はこちらもセンサー感応式になっており、部屋の前に立つと声優さんの声でセリフが流れ、左から順に観ていくと4コマ漫画のようなストーリー仕立てになっています。
ただ残念ながらお客さんは他にもいるので、各部屋のセリフが同時に聞こえてきてちょっとしたカオスです。
どうやら部屋が汚くてお母さんに怒られる的なストーリーのようで、このゾーンにいる間ずっとお母さんの怒鳴り声が鳴り響いています。
そして面白いのが、「居間」の前にあるボタンを押すとTVが作動し、静岡ローカルの懐かしCMが流れるギミックが仕込まれています。
この辺はリアルに観ていた世代だったので、懐かしさでキュンってしちゃいましたね。
ただ「漢方薬の荷居屋」のCMって静岡人だったら誰もが観たことがあるけど、店舗を見たとか行ったという人に会った事ないんですよね。
ちなみに調べたところ現存しており、ホームページビルダーで作ったかのようなHPもありました。
「漢方薬の荷居屋」
学校
さくら家を出るとスクールゾーンになります。
通学路を経て
学校に到着すると下駄箱があり、中に登場人物の名前が書かれた上履きがちゃんと入っていました。
ただよく見ると筆跡が全部同じなので、ちびまる子ちゃんランドのスタッフが一人で書き上げたのだと思います。
そして教室内は非常にリアルに作られており、机・椅子はもちろん黒板や教壇などの備品が実際の学校で使用されているものが置かれています。
「ちびまる子ちゃん」という要素よりも「小学校」に対する懐かしさで、大人のお客さんはテンション上がりまくってましたね。
子供たちも黒板に落書きをしたり、おじいちゃんおばあちゃんに手紙を書いたりと、非常に自由度の高いエリアとなっています。
図書館・廊下
教室を出ると図書館があり、さくらももこ先生の著書が自由に読めるようになっています。
漫画のコミック本はもちろん、ベストセラーとなった「もものかんづめ」などのエッセイ集まで一通り揃っています。
スタッフからの「まだいるのかよ・・・」的な圧に負けない強靭なメンタルの持ち主であれば、心行くまでじっくり読んでいってください。
そして廊下には間違い探しが3問用意されています。
清水をモチーフとしたかわいいイラストと程よい難易度が心地よく、ついつい夢中になってしまいますね。
次々と横切るお客さんの「まだ探してんのかよ・・・」的な圧に負けない強靭なメンタルの持ち主であれば、心行くまでじっくり挑戦してみてください。
公園・秘密基地
廊下を抜けると公園があり、等身大のまるちゃんとたまちゃんがベンチに座っています。
その傍らには「秘密基地」なるものが設置されていました。
全然隠れてない秘密基地ですが、その入りづらそうな入口が非常にそそります。
中にはどんな秘密が隠されているのか・・・
さくらももこ先生の遊び心が詰まっているのではないか・・・
期待に胸を膨らませた40過ぎのおっさんが、屈辱的な四つん這いの姿勢で中に入ると
